英語留学1ヶ月の壁
よく留学経験者から1ヶ月経つとリスニングは慣れるとか、伝えたいことを伝えられるようになるとかって話を聞くことがありませんか?
私は高校時代に3週間弱の短期留学を経験したこともあって、リスニングが一ヶ月ほどで慣れるということは知っていました。
慣れるというのは、まるで未知の会話から自分を含めた会話するためのツールとしての実感が湧き始めるという感覚だと思います(あくまで私の考え方です)。
私は今日でこちらに来てから1ヶ月と1週間が経過しました。
私はホームステイをしているのですが、昨日フランス人の友達に「フランス料理を食べたかったら今夜寮においで。」と言われて言ってきました。
そこにはブラジル人のお姉さんや日本の女子高生もいて普段のホームステイ生活よりもうんと英語で会話を楽しみました。
そのあとみんなでシュレックの映画をNETFRIXで見たのですが、その時に気づきました。
明らかに英語が聞き取れてる…!!!
という実感です。
しかも面白いことに英語で映画を見ながら英語で感想を言い合ったりできていたのです。自然に。
少し前までは英語を日本語に翻訳してしまって自分が英語をアウトプットすると映画に追いつかなくなるということがよく起こっていました。日本人は中高で文法を中心に学ぶので英語を聞くと脳内で翻訳する癖がついていますよね。
その行為が取り払われた感覚を覚えるのが1ヶ月なのではないかなと、私は思います。
さらに言いたいことを日本語で考えてから脳内で英語に翻訳して伝える感覚も同時になくなりました。
だから聞きたいことも自然に英語で脳内に現れます。
こうなると楽しいです。本当に。
なんで1ヶ月なのかということは私にはわかりませんが、私の場合では『1ヶ月でリスニングは慣れた』のではなく、『脳を英語で動かすことに慣れた』という感じです。
それと私が現在英語を学ぶことが楽しいと感じているのは、『英語を学ぶことが勉強であるという意識がない』ということもあると思います。
留学に行く人はTOIECの点数をあげたいとか、英語を話せるようになりたいとか、ある程度学業的な目的を持ってスタートすると思うのですが、
私の場合は特に明確な目標を持っていなかったこともあって、ただ生活のため、生活をより楽しくするために英語を覚えている。という感覚で過ごしています。
そのおかげで勉強をポジティブに捉えているので、いわゆる勉強が楽しいという状態です。
この感覚を持てることは外国語学習における留学に行くことのメリットかなと思います。
最後に、よく留学は3ヶ月目にも壁があると言われているので、私はどんな変化が待っているのか楽しみにしています。